「ライラ受講報告」

2016年~2017年度受講生

社会福祉法人あけぼの会 登り子供園

保育教諭 丸田和樹

社会福祉法人あけぼの会 登り子供園からきました丸田和樹と申します。今日はよろしくお願いします。初めに、このような研修に参加させていただきましたこと、ありがとうございました。すごく充実した楽しい研修で、初めての方ばかりだったんですけども、すごく仲良くなれて、いろんな話もさせてもらって、すごく充実した3日間になりました。で、この研修の中で保育園教諭として、どう私自身が成長できるものがあるか、そこについて研修の中で考えながら研修を受けたことを少しお話させていただきます。

一つ

永平寺に行きました。そこで精進料理をいただいた話をちょっとさせていただきます。精進料理を作ることも、食べることも修行であるということを学びました。作る方は食べる人の気持ちを一番に思いながら作る。丁寧に作ったりであったり、で、食べる側として作っていただいた人や、その作った食材を育てた農家さんであったり、いろんな方が携わってきた人に感謝していただきますという言葉に繋がっているんだと感じました。

作る立場として、三つの心があることを学びました。

一つは喜ぶ心と書いて喜心、きしんと読みます。それは作らせていただいている喜び、相手をもてなす喜びを感じながら料理を作るということ。

二つめが老と心と書いて老心、ろうしん。相手の立場になって丁寧に作るということです。

もう一つが大きな心とか言って大心、だいしん。料理の作り方であったり、濃い味つけであったり、辛い味付けであったりというわけではなく、いろんな味つけをして深く自信を持った態度で作る心という。

これら三つの心を感じながら作ることで永平寺では作る側も修行であるということを学びました。

食材作る側として永平寺ではすべての食材は平等であるということを重きに置いて料理を作っておられるようで、野菜の心であったり、皮は今の家庭では捨てられることが多いと思いますがそれも袋に入れて出しにしたり、最後まで無駄のない食事ができるようにというのが永平寺の料理の大切なところであるということです。

で、その精進料理をいただくときに五感の 下という句を毎日読んでおられます。それについて説明します。

    

一つ、功の多少を計り、彼の来所を量る。

(ひとつには、こうのたしょうをはかりかのらいしょをはかる)

いただくご飯がすべて用意されるまでには沢山の人々の苦労や工程が加わったことを一つ一つ噛みしめながらいただくことを忘れないということです。

二つには己が徳行の全缺を忖って供に応ずということ。

(ふたつには、おのれがとくぎょうのぜんけつとはかってくにおうず)

今までの自分の行いがこの目の前にあるご飯をいただくに値するかということを反省しながら考えるということです。

三つ、心を防ぎ過ちを離るることは貧等を宗とする。

(みつには、しんをふせぎとがをはなるることはとんとうをしゅうとす)

というのは心を正しく持ち、誤ったを行いを避けるためにむさぼりであったり、必要以上に物を欲しがったりしないこと。怒りの心であったり、そのような心を持たないように、三つの過ちを持たないようにすることです。

四つには正に良薬を事となするは行枯を療ぜんがためなり。

(よつには、まさにりょうやくをこととするはぎょうこをりょうぜんがためなり)

というのは食はお腹を満たすものではなく、薬として考えており、ご飯をいただくことによって体を養い、正しい健康でいるために食事をとるということです。

五つには成道の為の故に今この食を受く。

(いつつには、じょうどうのためのゆえにいまこのじきをうく)

ということは食事を行う時には野菜であったり、その食材、育った自然や食事に関わった人たちに感謝の心を忘れず、自分は今、正しい行いをしているかどうかというのを反省しながらいただくことである。

この永平寺で精進料理をいただいた際に僕は子供にいただきますというのは毎日徹底して「いただきます」ということを絶対言って欲しいと言っているんですがなぜ「いただきます」というのか。そこをもっと子供たちに伝えてあげられたら子供たちも分かって「いただきます」という言葉が自然に出るのではないかと感じました。

食事が用意される中、当たり前に、前に出てくるのではなくて、いろんな方が今までに、この料理が完成するまでに、携わって来たということを子どもたちに伝えられたらいいなと思いました。

志道 不二子先生( 志道式 心保育園園長)の話について

一つめが背骨を立てるという教育をされているようで、子供たちに背筋をピンと伸ばすということなんですけれど、モノを考えたり、何かしている時に背中が曲がってものを考えていたら、暗い事であったり、悲しいこと、マイナス面のことしか考えられませんが背筋を伸ばして上を向くと楽しいことであったり、うれしいこと、プラス面のことがよく考えられるということを教えていただいて、子供たちもその背筋を伸ばして楽しいことをいっぱい考えられるようにということをお話されていました。

もう一つ、真実だと思ったことを実践しろ。それは子供たちに対してではないですが自分に対してなんですが自分がやりたいと思ったことは実際やってみて、そこから反省があったり、次へ生かすことであったりということを行うことの大切さ、やる前にここがあかん、ここはどうなんやろと考える前にやってから問題点を追求するということも学びました。

もう一つ、感謝とはこれは日本人の心であると私は考えました。この言葉はやはり怒られたり、嫌なことがあってもありがとうと思える気持ちだと教えていただきました。僕も仕事で働いているうえで沢山いろんなことで怒られたり、指摘されたことは沢山あります。それは自分の成長のために教えていただいているんだという気持ちを持ってただ、怒りの心があるのではなく、僕自身が成長をさせたいがために教えてもらっているんだという感謝の気持ちを忘れずにいるというのが大切であると学ばせていただきました。

この研修を通じてすべて感謝という言葉が全部テーマになっていると私は思いました。これはライラ参加者全員が初めての方であったんですけどけれど一期一会でありであり、その場で会ったのは奇跡であるということを教えていただいて沢山いろんな人と出会えて、そして仲良くなれて、すごく良い経験をさせていただいたなと思いました。最後にグループ発表をして僕たちは奈良、京都、滋賀、福井の4県の人が集まったので方言についてお話をしました。その中でやはり意見を出し合う時にここはこうちゃうとか、この言葉はうちも使っている、この言葉は言ってへん、といろんなコミュニケーションがとれて12人のグループだったんですが全員と話ができ夜遅くまで討論しあったりというのができてすごく良い経験になりました。この3日間を通して研修に行かせていただいたことすべて学んで子供たちに伝えられたらいいなと思いました。ありがとうございました。

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