♪僕の胸でおやすみ♪

2018.6.14

宇治市福祉サービス公社事務局次長

川北雄一郎

ご紹介いただきました宇治市福祉サービス公社で地域福祉の仕事をしております、川北雄一郎と申します。本日は宇治鳳凰ロータリークラブ例会にお招きいただき本当にありがとうございます。

私は1967年、広島県福山市で生を受けました。そしてご縁があって平成2年からこの宇治で老人介護の仕事に長く携わらせていただいております。現在は宇治市福祉サービス公社で勤務しております。ご承知の通り宇治市にかかわらず、日本は超高齢社会と言われております。宇治市の高齢化率が28%を超えている状況でございます。そんな中にあって宇治市では超高齢社会で大きな課題となっています認知症の方々に対して、認知症になってもいつまでも住み慣れた地域で安心して暮らせるように平成27年に山本市長が全国で初めて「認知症の人にやさしいまち・うじ宣言」を出されております。そうした認知症の様々な取り組みを私ども宇治福祉サービス公社が宇治市から委託を受けて取り組んでいます。

今日はそういった福祉、とりわけ認知症の取り組みのご紹介のお話をと思ったのですが、実はロータリーの会員さんの中に音楽仲間の方もおられまして、小むつかしい話よりも楽しい話でも、ということで今日はこんな姿でギターを抱えてやって参りました。私は中学1年ぐらいからギターを弾いて歌うのが趣味でした。就職しますとなかなかそういった機会もなくなって参りましたが、今から10年ほど前になりますが平成19年にこれも宇治市の事業で輝き支援2015という事業を行いました。これはいわゆる団塊世代のみなさん方がちょうど65歳以上の高齢期を迎えられるのが2015年に向けて、宇治市でこれから高齢期を迎えられる方々に地域で元気に活躍をしてもらいたいという趣旨の事業を行っておりました。その時に団塊の世代=70年代フォークソングという切り口で、そういう所謂、おじさんを対象にした音楽イベントを立ち上げました。  

その時に知り合った健さんという方、今現在78歳なのですが、当時は68歳でしたけども定年退職後に病気をされて、その病気治療の一環でギターを習い始めた方だったのですが、そういった方との出会いから私もまたギターを片手に歌うようになりました。音楽というのは皆さんもいろんなジャンルをお聴きかと思います。音楽の一番いいところはその懐かしい音楽を聴くとその時の気持ちに戻れる、その時の思い出がよみがえってくる。これが音楽の一番素晴らしいところではないかと思っています。正にタイムマシンだと思っております。

そんな事があって、最近では宇治市の高齢者を対象とした脳活性化事業の一環でこういった歌を取り入れて昔懐かしい歌を歌っていただいて、その歌が流行っていた時代を思い出していただくような、そんな事業にも取り組んでいます。 そうしたことで今日は難しい話はさておいてフォークソングを皆様にご披露して、思い出を呼び起こしていただけたらと思っております。よろしくお付き合いください。

最初にチューリップの「心の旅」を歌います。リーダの財津和夫さんはもう70歳になれておられます。最近ちょっと病気をされて復帰される予定らしいですが現在も闘病中です。(歌「心の旅」)

私が好きなのは1970年代、昭和40年から50年にかけてのフォークソング、皆様方の中にもおそらくギター片手に歌っていた方がおられると思います。私はフォーク世代ではないのですけが、昔のフォークソングが大好きで沢山歌っております。70年代のフォークといえばやはり「かぐや姫」というグループ、南こうせつさん、伊勢正三さん、山田パンダさんの3人組でした。そのかぐや姫の歌を歌います。(歌「僕の胸でおやすみ」「妹」「なごり雪」)

今の歌と違って昔の歌、フォークソングというのは歌詞がとてもわかりやすいというか、歌詞を聴くだけで、読むだけでもうその時の風景のようなものが蘇ると言いますか、自分の歌ではないのですけども、それぞれに自分の歌のように風景が浮かんできたり、思い出がよみがえってきたりするのが歌のよさではないでしょうか。現在、音楽の好きな宇治の市民の方がギター片手に音楽をやっている集まりがありまして、宇治市フォークソング愛好会と言いますが、80名ぐらいの会員さんがいらっしゃいまして、皆さんと同じような年代の方たちがギターを抱えて昔懐かしい歌をあちこちで歌われたり、歌だけではなくて例えば施設ボランティアで演奏に行かれたり、宇治市内のいろんなイベントで歌ったり、団塊の世代、シニアの皆さんが生き生きと活動されておられます。宇治ではとてもフォークソングは盛んになってきていまして、そんな元気なシニアの皆さんがどんどん地域で活躍いただくことがこれからの超高齢社会にとってはとても明るい兆しではないかと思います。次の歌は中島みゆきさんです。人と人とのめぐり合い。人と人との出合いというのを縦糸、横の糸になぞえてすてきな歌で「糸」を歌います。(歌「糸」)

とてもいい歌だと思いませんか。人と人との出会い、私は社会福祉の仕事を志して大学を出て、宇治でずっと福祉の仕事をさせていただいております。やはり福祉の仕事は人と人との出会いのような仕事です。どちらかというと私達の仕事は人様の悩み事とか、困りごと、辛いこと、そういったところに向かい合う仕事が大半です。だからこそ、そういった出会いを本当に大事にしたいなと思っています。最近では人と人にまつわる嫌な出来事が多い世の中です。だからこそ、そんな中でいい人との出会いというのでしょうか、その人にとって出会えてよかったと思っていただける存在でありたいと思っています。宇治でもそういった福祉の仕事を沢山の人が志を持って頑張っています。しかし、介護の業界も本当に人不足でありまして、何とかしたいというのが最近の私の仕事上の悩みです。

本日、チラシをお配りしております。6月28日にアルプラザ 東宇治で「介活広場」というイベントを開催します。婚活とか就活とかいう言葉がありますが、介活というのは介護をもっと身近に感じていただくきっかけになればと開催します。人は誰でも歳をとって、そのときに誰かの世話になることは人間として当たり前のことなのですが、どこか介護を少し遠い先、もっと言うならば自分とはあまり関係ないところに置いている方がまだまだ多いです。ですから介護をもっと身近に感じてもらえないかと思っていて、私の今勤務しております福祉公社で初めてアルプラザの一角をお借りしましてこうしたイベントを企画しました。ロータリアンの皆様も日々宇治の中で様々な活動されておられると思いますので、是非、このような催しにもお力をお貸しいただければ幸いです。

では最後に私の大好きな小田和正さんの歌をお送りします。この人は70歳になられましたけども、素晴らしい美声を引き出しておられます。「あなたに会えて本当によかった、うれしくて言葉にできない。」この曲を最後に私の卓話を終わりたいと思います。本日はありがとうございました。川北雄一郎でした。

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